つっぱり棚 超強力伸縮ラック ワイド Sをレビュー

つっぱり棚の基本構造と特徴について

つっぱり棚は、壁と天井または床の間に突っ張って設置するタイプの収納ラックです。ネジや釘を使わずに設置できるため、壁を傷つけずに済むのが大きなメリットです。特に賃貸住宅に住んでいる方や、壁に穴を開けたくない方にとっては非常に便利なアイテムと言えます。

今回紹介するつっぱり棚は、幅68〜104cmまで伸縮可能なワイドサイズで、奥行きも約35.5cmと広めに設計されています。この奥行きは、バスタオルや収納ケースなど比較的大きめのアイテムも安定して置けるサイズ感です。さらに、棚の素材にはポリプロピレンのメッシュ棚を採用し、小物の落下を防ぎつつ通気性も確保しています。

また、パイプ部分はスチールにPP被覆が施されており、耐久性と美観を両立しています。その他の部品にはABS樹脂やEVA樹脂、ポリエチレンが使われており、全体として軽量かつ頑丈な作りになっています。耐荷重は設置幅によって変動しますが、最大で約55kgまで対応可能です。

このように、つっぱり棚は「簡単に設置できて、しっかりした収納力がある」という特徴を持っています。特に、狭いスペースやデッドスペースを活用したい場合に最適なアイテムです。

• ネジや釘を使わず壁を傷つけない
• 伸縮可能で幅広い設置に対応
• 奥行きが広く収納力が高い
• 耐荷重最大約55kgの頑丈設計
• メッシュ棚で小物の落下防止と通気性確保

耐荷重の違いと設置幅の関係について詳しく解説

つっぱり棚の耐荷重は、設置する幅によって大きく変わります。今回のワイドSサイズの場合、幅68cmで設置したときの耐荷重は約55kgと非常に高いですが、最大幅の104cmまで伸ばすと耐荷重は約25kgに下がります。これは、伸縮部分が長くなるほど棚の安定性が低下するためです。

耐荷重の違いを理解することは、設置場所や収納する物の重さに合わせて最適な使い方をする上で非常に重要です。重い物を置く予定がある場合は、できるだけ狭い幅で設置するのが安全です。一方で、軽い物をたくさん置きたい場合は幅を広げてスペースを確保するという使い分けができます。

このつっぱり棚は、斜めのくさび機構を採用しているため、上からの荷重を壁方向に分散し、左右に逃がすことでつっぱる力を強化しています。これにより、従来のつっぱり棚よりも「落ちにくい」「ずれにくい」設計となっているのが特徴です。

設置幅と耐荷重の関係をまとめると以下のようになります。

設置幅（cm）	耐荷重（kg）
68	約55
85	約40
104	約25

この表からも分かるように、幅を広げるほど耐荷重は減りますが、それでも25kgは十分に日常の収納には頼もしい数値です。設置場所や収納物に合わせて幅を調整できるのは、この商品ならではの強みと言えます。

設置方法と注意点を詳しく解説

つっぱり棚の設置は非常に簡単ですが、正しい手順を踏むことで安全に使うことができます。まず、設置場所の壁が石膏ボードや砂壁、内部に空洞がある壁でないことを確認しましょう。これらの壁材には取り付けないようにしてください。強度が不足し、棚が落ちる恐れがあります。

設置手順は以下の通りです。

• 1. 長さ調節ねじで仮止めし、壁の間に合わせてパイプを引き出す
• 2. 長さ調節ねじをしっかり締める
• 3. 圧着グリップを回して固定する

この手順でしっかり固定すれば、棚は壁に強く突っ張り、安定した状態になります。特に圧着グリップは、斜めのくさび機構と連動して力を分散させる役割を持っているため、確実に締めることが重要です。

また、設置時には以下のポイントにも注意してください。

• 設置面が平らであることを確認する
• 棚の高さや位置を事前に決めておく
• 取り付ける物の重さを考慮し、幅を調整する

これらのポイントを押さえることで、つっぱり棚の性能を最大限に活かすことができます。

収納力アップのための活用アイデア

つっぱり棚は、狭いスペースやデッドスペースを有効活用できるのが魅力です。例えば、トイレの壁面や洗面所のちょっとした空間、押し入れの隙間などに設置すると、収納力が格段にアップします。

奥行きが約35.5cmあるため、バスタオルや収納ケース、日用品のストックなども安定して置けます。メッシュ棚は小物を置くのにぴったりで、通気性も良いため湿気がこもりにくいのも嬉しいポイントです。

以下のような使い方がおすすめです。

• キッチンの調味料や調理器具の収納
• 玄関の靴や傘置き場の整理
• ランドリーの洗剤やタオルの収納
• クローゼット内の小物やバッグの整理
• リビングのディスプレイラックとして活用

これらの使い方で、家の中の無駄なスペースを有効活用し、すっきりとした空間作りに役立てることができます。

素材と耐久性についてのポイント

つっぱり棚のパイプ部分はスチール製で、表面にPP（ポリプロピレン）被覆が施されています。これにより、耐久性が高く、錆びにくくなっているのが特徴です。長期間使っても美しい見た目を保ちやすい素材選びがされています。

メッシュ棚はポリプロピレン製で、軽量かつ丈夫です。取り外しが可能なので、汚れた場合は簡単に洗うことができ、清潔に保てます。また、ABS樹脂やEVA樹脂、ポリエチレンなどの樹脂部品も耐久性を考慮した素材が使われています。

これらの素材の組み合わせにより、日常的な使用に耐えうる頑丈さと使いやすさを両立しています。特に湿気の多い場所でも錆びにくい設計は、洗面所やランドリーなどでの使用に適しています。

• スチールパイプはPP被覆で錆びにくい
• メッシュ棚は取り外し可能でお手入れ簡単
• 樹脂部品で耐久性と軽量化を実現

価格とコストパフォーマンスの評価

このつっぱり棚の価格は4,290円で、幅68〜104cmの伸縮タイプとしては非常にお手頃な価格帯に位置しています。耐荷重や素材の質、設置のしやすさを考慮すると、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

同じシリーズにはもっと大きいサイズやセット販売もあり、用途や設置場所に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。単品購入はもちろん、複数個セットで揃えることでさらに収納力をアップさせることも可能です。

価格面でのメリットは以下の通りです。

• 伸縮タイプで幅広い場所に対応可能
• 耐荷重が高く安心して使える
• 素材の質と耐久性が価格に見合っている
• セット購入でさらにお得に収納力アップ

収納の悩みを手軽に解決したい方にとって、価格と性能のバランスが良い商品です。

よくある質問（FAQ）

Q1. どのような壁に設置できますか？
石膏ボードや砂壁、内部に空洞がある壁には設置できません。しっかりとした壁面での使用をおすすめします。

Q2. メッシュ棚は取り外せますか？
はい、メッシュ棚は簡単に取り外せるため、汚れた際のお手入れがしやすいです。

Q3. 耐荷重はどのくらいですか？
設置幅68cmで約55kg、104cmで約25kgとなっています。設置幅により耐荷重が変わるため、収納する物の重さに合わせて調整してください。

Q4. 賃貸でも使えますか？
ネジや釘を使わずに突っ張るだけなので、壁を傷つけずに使えます。賃貸住宅にも安心して設置可能です。

Q5. 取り付けは難しいですか？
基本的には簡単で、長さ調節ねじと圧着グリップを使って固定するだけです。説明書を見ながら行えば問題ありません。

まとめ：つっぱり棚で賢く収納スペースを増やそう

つっぱり棚は、壁に穴を開けずに手軽に収納スペースを増やせる便利なアイテムです。今回紹介したワイドSサイズは、幅68〜104cmの伸縮タイプで、耐荷重も最大約55kgと頼もしい性能を持っています。奥行きも広く、バスタオルや収納ケースなど大きめの物も置けるため、様々な場所で活躍します。

設置も簡単で、斜めのくさび機構によりしっかりと壁に固定されるため、落ちにくく安心して使えます。素材も錆びにくく耐久性に優れているので、長く使い続けられるのも魅力です。

価格も4,290円と手頃で、コストパフォーマンスに優れています。収納にお困りの方や、賃貸で壁に穴を開けたくない方に特におすすめのアイテムです。ぜひこの機会に、デッドスペースを有効活用して快適な収納環境を作ってみてはいかがでしょうか。

店舗名	リビングート　楽天市場店
価格	4,290円（税込）
送料	送料別